トカラ口之島釣り、キャンプ

ゴールデンウィークを丸々使って以前から行きたかった吐噶喇列島の口之島へ釣り、キャンプへ行ってきました。 
28日日曜日から29日月曜日にかけて鹿児島まで車で移動しそのまま車ごとフェリーとしま2に乗り込み口之島へ向かう。
けっこう新しい船で綺麗だった。
二等船室だが普通に快適
食堂では酒盛りしてる人達も。
ちょっとした食料やお土産、梅雨ブギィとかいうGTルアー等が売っている。
23時に出航し次の日の5時過ぎに到着予定。
この日は天気も微妙で少し揺れたが速攻で爆睡。
いつのまにか口之島に着いていた。
雨がパラつく微妙な天気
集落にあるコミュニティセンターに挨拶に行くも誰もおらずとりあえずキャンプ地の海水浴場に向かいテントを立てて寝床を設営。
風や雨避けにタープやブルーシートも。
時折突風やスコールのような雨
コンクリート造りのシャワー室とトイレ。
屋上には一週間ハンモックで過ごすという猛者がいました。
人の良さそうな大学生で口之島へのんびりとしに来たみたい。
海もけっこう荒れてくる感じ
設営や荷物の整理も終わったので少し堤防で釣りをする事に。
イカ餌のブッコミにオジサン
これはリリース(笑)
雨風が強く速攻で撤退し散策をする事にした。
コミュニティセンターの前のコウという水場でデカイテナガエビがたくさんいて獲って食べようかと思ったが捕まえたりするのは駄目らしいので断念(笑)
この後コミュニティセンターの中にある温泉に入りキャンプ地へ帰ってからは晩御飯食べて即就寝した。
2日目も天気悪く海も荒れてる
相変わらず突風やスコールのような雨で釣りには行けそうにない。
テントやタープの補強をしてからとりあえず野生の日本古来の和牛やトカラヤギを探しながらセランマ温泉へ向かう。
山道を走ると途中で牛が出てこないように柵がしてあるのでよけてからさらに進む。
狭い山道を走っていくと茶色の牛発見
車で近づくとちゃんと退避してくれる(笑)
黒毛の牛も発見。
こっちの様子を見て動かない。
車を停めてるとさっきの茶色の牛が追いついてきて何か叫びながら近づいてくる(笑)
多分邪魔だから退けと言ってる気がする。
怖い(笑)
赤字でセランマ温泉の文字
しばらく走ると綺麗な建物が
露天風呂
セルフで貸切
眺めもいい
最高に気持ちのいい温泉でした。
温泉から出るとトカラヤギが来てました
この日も他に何もやる事なく就寝。
3日目は晴れましたが爆風で海も荒れ気味。
赤瀬は行けそうにないので堤防の風裏で釣りをする事に。
堤防の周りでは子ウミガメがたまに顔を出す(笑)
子供にアタリがあり上げてくると1日目に釣れたオジサン
撒き餌を撒いてると始めは小さな魚ばかり集まってきたがそのうちに大きい魚も集まりだし、カスミアジ等もチラホラ見えはじめたがなかなか口を使ってくれない。
子供に強烈なアタリがありやりとりしてたが6号のハリスをブチ切られて逃げられた…
自分にもアタリがありけっこうな引きで上がってきたのはイエローにブルーの縞模様で多分ヒブダイ (笑)
美味しいらしい(笑)
その後も地味な色の謎ブダイ
上の子の竿にも割と大きそうな魚がかかり上がってきたのは、
まあまあのイスズミ(笑)
イスズミは臭いと言われてるがちゃんと処理すればけっこう美味しい。
その後もまたアタリがありこれも強い引きで上がってきたのは、
ブルーでカラフルなアオブダイかナンヨウブダイだと思ったが多分オビブダイというブダイっぽい(笑)
ぼちぼちやってるとマンタらしきものが港の中で跳ねた(笑)
スカリに入れた魚を1.5メートルくらいありそうなサメが狙いにきた(笑)
その後ポツポツ餌は取られるがなかなか掛からず掛かっても手前の張り出した岩棚へ走られバラしたりで30センチ程のイスズミが釣れたくらいで目立った魚は上がらず納竿。
サイズもそこそこで引きはかなり楽しめて子供達も喜んで釣りをしていた(笑)
キャンプ地に戻り晩飯も食べてゆっくりしてると色んな虫がやってきだした。
サソリモドキというらしい(笑)
刺激すると匂いのキツイ液体を噴射するらしいので触らなくてよかった(笑)
多分サツマゴキブリ。
4日目は風もだいぶ収まって海も穏やかになった。
赤瀬に行きたかったので干潮近くになるまで昼飯のおにぎりを作りながらのんびりと過ごす。
干潮近くになったのでおにぎりと釣具を持って赤瀬に向かう。
途中の牧場?にいたトカラ牛
すぐに赤瀬に到着。
普通に歩いて渡れそう。
赤瀬に上陸。
荷物を持ってこれを越えるのは無理そうなので回り込みながら向こう側へ。
このポイントでは撒き餌を撒いても魚は見当たらないので別のポイントへ移動。
ここでは撒き餌をするとカラフルな魚が色々寄ってくる。
速攻でアタリがあり上がってきたのは、
多分クマドリモンガラ(笑)
サイズは小さかったが割と引く。

自分はタイラバをキャスティング。
カスミアジがよくチェイスしてくるが口を使ってくれない。
何投かしてるとひったくるようなアタリで何かが掛かりけっこう引きも強かったが強引に巻くと少しおとなしくなった。
上げてくると何やら赤いカラフルな魚、
45センチくらいのおそらくバラハタ。
シガテラ毒を持つものもいるらしいが美味しいらしい(笑)
トップでミノー等も試したりしたがバイトやチェイスのみで掛からず。
下の子にもアタリがありけっこう引きが強そうで何度も岩棚へ走られたがなんとか上がってきたのは、
多分ナンヨウカイワリ(笑)
これも美味しいらしい。
潮も満ちてくる時間になったので納竿。
帰りは下半身浸かりながら渡る(笑)
快晴で気持ちいい。
行きは気づかなかったが北緯30度線の碑がある。
キャンプ地に帰ってからは軽く晩御飯を済ませてセランマ温泉へ。
この日も最高の温泉でした(笑)
5日目も快晴で気持ちいい風が吹いている。
この日も干潮を待って赤瀬へ向かう事に。
謎の大穴2つ
昨日と同じポイントで1匹目は、
やっぱりクマドリモンガラ(笑)
けっこうな引きで苦戦して上げてきたのは、
黒くメタボなイスズミ(笑)
ポツポツあたる。
30センチないくらいのイスズミ
一度キビナゴの餌で強烈な引きをする魚がかかるも張り出した岩棚に潜られてラインブレイク。
撒き餌につられたのかマンタが2匹口を開けて水面を泳いでいた(笑)

自分は色々歩き回ってルアーをキャストし探っていたがトップではなかなかアタリもなくジグやタイラバで試すと少し岬になってるポイントでいきなりひったくるようなアタリが。
引きも強いがかなり重く昨日のバラハタとは明らかに違う。
瀬やリーフがあるのでかなり強引にポンピングしてゴリ巻きするも走られて瀬に入られリーダーブレイク…
すぐに新しいルアーを付けてキャストすると何投かしてまた同じようなアタリが。
さっきと同じようにやりとりしたがやっぱり瀬に入られたので今度はすぐにラインのテンションを緩めるとうまいこと出てきてくれた。
ファイト再開で今度は潜らせないようにしようとするも強烈な走りでまた潜られて瀬ズレでラインブレイク…
リーダーを太くしていくも同じように瀬やリーフに潜られて切られる…
場所的に自由に動き回れないというのもあるが自分自身に瀬をかわすスキルもなく魚を寄せてくるのが難しい(笑)
最後はドンっとかなり重いアタリがありロッドを無理矢理立てて少しこっちを向かせる事ができたと思ったがすぐさまズズズッと潜られてそのままラインブレイク…
この時にかかったのは今まで掛けた魚とは違い重すぎてほとんど寄せる事ができなかった…
このポイント以外も試したが魚の反応はここ以外なかった。
ルアーを10個近く魚に取られて満潮になり始めたのて納竿。
トカラの洗礼を受けた一日でしたがかなり興奮しました(笑)
キャンプ地に戻り前日に釣ったナンヨウカイワリと堤防でエギングをしていた人にもらったアオリイカを刺身で頂いたがナンヨウカイワリはほどよく脂ものり美味かった。
アオリイカは3日ほど寝かせていたが何故か旨味がかなり薄くこれは三重県のアオリイカの方が美味いと思った(笑)
アオリイカとナンヨウカイワリの刺身にナンヨウカイワリのアラで出汁をとった潮汁。

昼間のファイトで疲れていたが次の日にはフェリーに乗って帰らなければならないので荷物をまとめて堤防へ拠点をうつして少し夜釣りをすることに。
子供たちは餌釣りをしていたがアタリが全くなくすぐに就寝。
自分はポッパーやミノー等色々投げるもアタリなく太刀魚用?ワームを投げてようやく何か根魚っぽいのが掛かった。
ゴンゴン抵抗するが軽く上げてくると、
25センチほどのオニカサゴ

これは本州でも何回か釣った魚。
それからもけっこう投げ倒すも少し大きめのアタリ1回のみで眠いので納竿。
6日目最終日、昼前にはフェリーが来るのでそれまで堤防で軽く釣りをすることに。
餌釣りでは餌を撒いても小さい魚ばかりで大きめの魚は全然寄ってこなく苦戦。
ルアーはポッパーやミノー等を試すがカスミアジのチェイスとバイトのみで掛ける事ができずに時間がきて納竿。
ルアー投げてるだけでも気持ち良く楽しかった(笑)
狭い港内で回転
ドナドナされていく牛達
釣りをしてるとあっという間に時間が過ぎてしまったが子供達もかなり楽しめたようで良かった。
また時間ができたら来ようとおもいました。
次は魚を掛けたらちゃんと獲れるようにしたい(笑)

SKFC 【SK fishing club】

主に三重県で活動中の ソルトウォーターフィッシングチーム BOZU DEATH やはり釣れん

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